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1 名前:名無しさん@涙目です。(不明なsoftbank)[sage] 投稿日:2011/04/30(土) 05:42:23.03 ID:sWhpaU7R0● BE:106260847-2BP(9)
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東電改革の要は電力自由化「発送電分離」し送電網開放 新規参入増やす競争政策を
その改革案を見るときのポイントの一つとして、電力自由化、
特に「発電と送電の分離」や「送電網の開放」が含まれているかどうかも重要だ。
それらがないと、東電の独占利益は確保され、将来の電力料金で補償するという場合、
それらは国民負担になるからだ。
経済学の教科書では、電力は自然独占の例になっている。というのは、
電力事業は巨額の投資が必要で、しかも規模が大きいほど平均費用が低くなる
(規模の経済性)ので、市場メカニズムでは最初に電力事業を始めた企業しか生き残れず
自然独占になるからである。
この教科書の説明は、最近の技術革新を考えると修正したほうがいい。
電力事業を発電部門と送電部門に分けて考えると、発電部門での規模の
経済性は技術進歩によってなくなりつつある。
やや突飛な話に聞こえるかもしれないが、各家庭で太陽光パネルを設置して、
家庭によっては自家消費以上に発電して近隣家庭に余剰電力を供給するという考えもある。
しかし、送電部門ではまだ規模の経済性が残っている。自家発電を増強して
発電を事業化するのは容易になっても、送電は既存の電力会社の送電線を借用せねばならなくなる。
となると、既存の電力会社について、発電と送電に分離し、同時に送電網を開放して、
発電分野で新規参入を促し競争するのが国民にとって望ましい。
これは電話について、電話回線網を開放して、いろいろな電話会社を参入させたことと同じ理屈だ、
これまで、電力の自由化は発電業者の新規参入という形で段階的に行われてきたが、
送電網の開放が十分に行われなかった。その結果、発電の新規参入業者も価格決定力がなく、
大規模な工場など極めて限定的な地域にとどまっている。
こうした電力の自由化について既存電力会社は電力の品質などを理由として反対してきた。
無計画な「計画停電」をやったので、もはや新規参入者の「品質」は批判できる資格はない。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110427/plt1104271537002-n1.htm
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